江戸川乱歩作・『屋根裏の散歩者』を読みました〜

やっぱり、江戸川乱歩さんは面白いよね〜、とはいっても、最近はまったばかりでまだ全然読んではいないのだけれど...w
江戸川乱歩さんの表現する狂気？みたいなのがたまらなく好きですね〜（≧∇≦）静かに狂っている感じというか、なんというか...

さて、今作『屋根裏の散歩者』の内容ですが、この本はいくつかの話によって構成されているもので、もちろん屋根裏の散歩者、というお話も入っています

その中で自分が特に面白かったなーと思ったのが、人間椅子と屋根裏の散歩者です
この二つは江戸川乱歩さんのお話の中でも結構有名なのではないでしょうか？、
まず最初に人間椅子の方から感想を書いていきたいと思います。(ネタバレ無し)

作家の女性の元に手紙が送られてきて、その手紙の中には奇妙な内容が書かれていた、『私は椅子の中に入ってみようと思ったのです』

たしかこんな内容だった気がしますw(とても省略している)、ネタバレ回避のためにあまり詳しくは書かないけれど、とても面白かったですね〜
この人間椅子、どこが面白いかというと最後のオチ、これと先ほど書いた、江戸川乱歩さんが表現する人の狂気というのが大きいと思います
これは少ないページで書かれていて、一歩間違えれば(乱歩だけに...?w)凡作となるような題材なのですが、それを仕上げてくる江戸川乱歩さん、さすが江戸川乱歩さん！と思いましたね。

続きます